「強欲に満ちた人物が・・」元理事長の逮捕受け 母子育成会が会見

川崎市の社会福祉法人の資金を横領したとして元理事長が逮捕された事件。逮捕を受け、法人が会見を開きました。 この問題は、川崎市の社会福祉法人「母子育成会」の元理事長が、法人の資金、8億4000万円余りを私的に流用していたとされるものです。 県警は、法人からの告訴状を受理し、今月8日には元理事長の深瀬亮一容疑者を7年前に法人から200万円を横領したとして逮捕しました。 県警によりますと、横領した金は交際女性の家賃や競走馬の管理費にあてていたとみられています。 逮捕を受け、14日、法人が会見を開きました。 母子育成会 横田明彦理事長 「本件逮捕は200万円の内容ですが、時効期日の迫った2項目のみであり、深瀬亮一の余罪は数百にのぼると思われる。 適切に全容解明を望むとともに、このように強欲に満ちた人物が社会福祉法人の経営に関わらないことを切に望む」 母子育成会は、特別養護老人ホームなどを運営していましたが、横浜市内の社会福祉法人に施設運営のすべてを既に移管していて、法人の解散については「法人の金銭処理の方向性が整ってから」としています。

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