被害者と警察が協力し「だまされたフリ」現金を騙し取ろうとした外国籍の女ら2人を逮捕 特殊詐欺の受け子か(山形)

今年4月、検察官などになりすまし山形市の男性から現金をだましとろうとしたとして、外国籍の女ら2人が逮捕されました。 被害者と警察が協力してだまされた振りを続け、逮捕に至ったということです。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのはマレーシア国籍の女(35)と中国籍の男(33)の2人です。 警察によりますと2人は、今年4月13日から30日にかけ、仲間と協力して山形市内の80代の男性の家に電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いがもたれています。 2人は検察官などになりすまし、男性に対して「あなた名義の預金口座から出金した現金の紙幣番号を調査する必要がある」などと言い、現金を入れた紙袋を玄関前に置くよう指示するなどしていました。 不審に思った男性は警察に連絡したうえで、捜査に協力してだまされた振りを続け、男性の家の周りを警戒していた警察官が、4月30日に現金をとりに来た女を現行犯逮捕しました。 また、近くで車に乗っていた男に任意同行を求め、山形警察署で逮捕しました。 2人は受け子役だったとみられています。 警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加