自宅の床下に遺体を遺棄したとして、大分市の57歳の男が15日夜、逮捕されました。 警察によりますと大分市大平の無職、小野忠浩容疑者(57)は自宅に身元不明の遺体を遺棄した疑いが持たれています。 警察が15日、小野容疑者の自宅を捜索したところ床下からほぼ白骨化した遺体が見つかりました。 小野容疑者は、93歳の母スマ子さんと2人で暮らしていましたが、2024年12月親族からスマ子さんの行方不明届けが出されていました。 浅見アナ 「近所の人の話では、去年の秋口に家の前を杖をついて歩いていたのを最後に母親の姿はみえなくなったということです」 警察の取り調べに対し小野容疑者は容疑を認めていて、「遺体は母親」と供述しているということです。 警察は2024年10月中旬から12月ごろまでの間に遺棄したとみて、16日司法解剖をして身元の確認を進めるとともに死亡した経緯についても調べています。