自宅の床下に93歳の母親とみられる遺体を遺棄した疑いで男が逮捕された事件で、男は母親の年金を不正受給していたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは大分市大平の無職、小野忠浩容疑者(57)です。 小野容疑者は去年10月から12月にかけて自宅に死体を遺棄していた疑いが持たれています。 警察によりますと遺体は同居していた93歳の母親とみられ、去年12月に親族から行方不明届が出されていました。その後の捜査関係者への取材で小野容疑者は母親の年金を不正受給していたとみられることが新たにわかりました。 警察は詐欺容疑での立件も視野に事件の詳しい動機や背景について捜査しています。