三重県亀山市の新名神高速道路下り線を乗用車で逆走し、事故を起こして逃げたとしてペルー国籍の男(34)が逮捕された事件で、乗用車は通常走行後、鈴鹿トンネル西側の滋賀県内の本線上でUターンした可能性があることが20日、捜査関係者への取材で分かった。三重県警は同日、男を送検した。 道交法違反(事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、会社員ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者=滋賀県長浜市。逆走し、トンネル東側で2台と衝突する事故を起こした疑いがある。 捜査関係者によると、トンネル西側の土山サービスエリア(SA)や近くの甲賀土山インターチェンジ(IC)では逆走は確認されていないという。