「バイク没収。警察呼ぶか金払うか選べ」夜景見に来た高校生からバイク奪う 容疑で少年ら5人逮捕

高校生のバイクを奪ったなどとして、兵庫県警捜査1課と少年課、灘署は20日、強盗の疑いで、住所不定、自称建設業の男(21)と、大阪府、奈良県に住む15~16歳の少年4人を逮捕した。県警の調べに、男は「私は強盗目的でやったわけではありません。物が欲しいとかでもありません」と話しているという。 5人の逮捕容疑は、共謀して4月30日未明、神戸市灘区摩耶山町で、大阪府に住む高校2年の男子生徒(16)の顔を平手でたたいたり、左脚を蹴ったりしてバイクを奪った疑い。男ら3人は、男子生徒と一緒にいた同級生(16)を乗用車に乗せ、車内でスマートフォンを奪った疑いも持たれている。 灘署によると、男子生徒と同級生はバイクで夜景を見に来ていたという。調べに対し、2人は男らから話しかけられ「バイク没収は確定な。警察呼ぶか、金を払うか選べ」などと言われた、と説明しているという。 県警は、この同級生を乗用車内に監禁した疑いで、男と少年4人を5月7日までに逮捕していた。

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