5月20日、京都市山科区で、知人男性を包丁で刺すなどし、鍵束を奪ったとして、強盗傷害の疑いで韓国籍の男が逮捕されました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、京都市山科区の職業不詳・韓国籍の金直季容疑者(46)です。 金容疑者は今年4月、京都市山科区に住む知人男性の家に押しかけ、突然「なにか嘘ついていることはないか」と言いながら、持っていたレンチで男性の頭を殴ったり、包丁で腹を刺すなどし、男性の家から自転車や家の鍵がついた鍵束を奪った疑いが持たれています。 警察によりますと、金容疑者は、男性を包丁で刺すなどした後、一度落ち着きを取り戻し、男性と会話や寝るなどしながら過ごしたということです。 しかし数時間後、金容疑者が再び「金を出せ」と言いながらノートパソコンで男性の頭などを複数回殴打。 男性が屋外に逃げたところ、鍵束を奪って逃走したということです。 男性は頭部打撲や腹部にすり傷などを負いましたが、軽傷です。 男性によると、金容疑者は高校時代の同級生で「兄貴分的な存在」だといい、たびたび男性の家を訪れる仲でしたが、2人の間に現在までトラブルはなかったということです。 取り調べに対し、金容疑者は黙秘していて、警察は動機などを詳しく調べています。