「世界銀行から融資」4億円超をだまし取った疑い 国連など装いウソのショートメッセージ

世界銀行から融資を受けられるなどと偽り、2人からあわせて4億円余りをだまし取ったとして、福岡市の58歳の会社役員の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで22日までに逮捕されたのは、福岡市西区の会社役員、西川泰永容疑者(58)です。 警察によりますと、西川容疑者は2020年10月、自身が代表を務める受託会社を通じて世界銀行から融資を受けられるとウソを言った上、2024年10月までの間、国連や国際開発復興銀行職員などを装い、融資を受けるために必要な費用など虚偽の内容のショートメッセージを送り、神戸市の80歳の会社役員の男性から177回にわたり、合わせて4億800万円余りを振り込ませだまし取った疑いです。 また、2016年から2018年にかけて、自身が代表を務める別の会社を通じて、金融機関から融資を受けられるとウソを言い、受託会社としての資格維持のための費用などとして、香川県坂出市の社団法人役員の70歳の男性から合わせて40万円をだまし取った疑いも持たれています。

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