なぜ見つからなかった? 遺体を13年以上も保管か 埼玉

死体遺棄の疑いで逮捕された保谷仁容疑者(50)。ドラム缶に入れた妻・美治さんの遺体を埼玉県所沢市のトランクルームに遺棄した疑いが持たれています。 ■遺体を13年以上も保管か 遺体が見つかったのは先月18日。リサイクル業者がドラム缶を回収し、中から遺体が発見されました。 現場近くにいた人 「(Q.においは?)した。いままで嗅いだことないにおい」 きっかけとなったのが、トランクルームの料金滞納。今年2月、支払いが滞っていたため、管理会社が中を確認したところドラム缶があったといいます。 そして、新たに分かったのが「いつから置かれていたのか」です。警察によると、保谷容疑者がトランクルームに妻の遺体を入れたのは2011年の9月。13年以上にわたり遺体を保管していたといいます。 妻・美治さんの生存が最後に確認されたとみられるのは、当時39歳だった2011年の夏ごろ。保谷容疑者がトランクルームの契約をする少し前です。 ■なぜ見つからなかった? そもそも、13年以上も見つかることなくトランクルームに遺体を保管することは可能なのでしょうか。22日、運営会社を取材すると…。 トランクルームの管理会社 「客からの契約解除の申し出がない限りは料金を支払えば自動的に継続されていく。管理会社といえども勝手に中には入れない。10年以上、放置されていても料金を支払い続けている以上、気付くのは難しい」 取り調べに対し保谷容疑者は…。 「私がやったことで間違いありません」 また、遺体には外傷も残されていて、妻の殺害についてもほのめかす供述をしているということです。

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