自転車に乗っていた見ず知らずの女性を押し倒してけがをさせたとして、兵庫県警尼崎北署は２４日、傷害の疑いで、同県尼崎市の専門学校生の男（１８）を逮捕した。同署によると、男の呼気からはアルコールが検出され、「覚えていません」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は２３日午後１１時前、同市富松町１の路上で、自転車で走行中の会社員の女性（５４）につかみかかって押し倒し、殴ったり蹴ったりして腕や脚にすり傷などのけがを負わせた疑い。 同署によると、女性は面識のない男に暴行され、その男が逃げたため１１０番。約４０分後、付近の路上で「泣いたり叫んだりしている人がいる」という別の１１０番があり、女性の通報内容と特徴の一致する男がいたため確保したという。