指名競争入札巡り逮捕の大分市議「法に反するとは思わなかった」

大分市の指名競争入札を巡り予定価格を業者に漏らして落札させた疑いで逮捕された現職の市議が「予定価格を聞いたことは間違いないが法に違反するとは思わなかった」と供述してることが捜査関係者への取材でわかりました。 公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕されたのは大分市議の山本卓矢容疑者(45)ら3人です。山本容疑者は大分市が発注した業務委託の入札を巡り、職員から予定価格を聞き出し造園会社に教え2件を落札させた疑いがもたれています。 山本容疑者は取り調べに対し「予定価格を聞いたことは間違いないが法に違反するとは思わなかった」と供述し一部容疑を否認していることが捜査関係者への取材でわかりました。 足立市長はきょう大分市でOBSの取材に応じ、「捜査が行われているのは知っていた。(市職員の)関与の仕方をいま問われても捜査の行方を見守るしかない。市民の皆様にはご心配をおかけしていると感じている」とコメントしました。 警察は山本容疑者がほかの事業でも情報を漏らしていた可能性があるとみて動機や経緯を調べています。

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