特殊詐欺の「受け子」として銀行員になりすまし、キャッシュカードをだまし取ったとして、県警特殊詐欺特別捜査隊と伊丹署は25日までに、詐欺の疑いで堺市、風俗店員の男(31)を逮捕、送検した。 逮捕、送検容疑は5月13、14日、何者かと共謀し、銀行員になりすまして伊丹市の女性(79)の自宅を訪れ、キャッシュカード3枚をだまし取った疑い。調べに容疑を認めているという。 同署によると、女性宅には事件前、「伊丹市内で特殊詐欺事件が発生している」「すぐにキャッシュカードの停止手続きを取らないとさらに被害に遭う」「自宅近くに別の行員がいるので向かわせる」などとうその電話があったという。