東京女子医科大学への今年度の私学助成金が全額不交付の見通し…2023年度は約20億円交付 日大も4年連続で不交付の方針

元理事長が逮捕された背任事件を受け、東京女子医科大学への今年度の私学助成金が全額不交付となる見通しであることがわかりました。 私学助成金は文科省が外郭団体の日本私立学校振興・共済事業団を通じて間接的に補助するもので学生数や教員数などを基に算定されます。 東京女子医大の岩本絹子元理事長が背任の疑いで逮捕され大学のガバナンスに大きな混乱を招いたことなどを受けて文科省の外郭団体は今年度の私学助成金を全額不交付にする方針を固め、きょう審議会と理事会を開き正式に決定する見通しです。 昨年度(2023年度)東京女子医大にはおよそ20億円の助成金が交付されていました。 また去年、重量挙部などで幹部が部員から不正に授業料などを徴収していた問題が発覚した日本大学については4年連続で助成金を不交付にする方針です。

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