光市で強盗の準備をしていたとして、関東地方の少年３人が逮捕された事件で、３人は取り調べに対し「金欲しさにやった」と供述し、容疑を認めていることが捜査関係者への取材で分かりました。 強盗予備の疑いで逮捕・送検されたのは、千葉県や茨城県に住む１４歳から１８歳までの男子中学生と男子高校生３人です。 警察によりますと３人は１０月２０日夜、光市の３０代の男性に住宅に強盗に入る目的で工具などを持っていた疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、３人は取り調べに対し「金欲しさにやった」と供述し、容疑を認めているということです。 これまでの捜査で、３人に面識はなくＳＮＳの闇バイトに応募して集まったとみられています。３人はＳＮＳで指示役と連絡を取り合い、事件当日に東京都内に集合したあと新幹線で移動したということです。 また、関係者への取材で事件当時の様子が分かってきました。少年らが強盗に入ろうとしていた住宅には、住人１人がいて就寝中でした。少年らはエアコンの室外機に上がって、網戸越しに就寝中の住人の様子を伺っていたということです。 警察は首都圏で相次いでいる連続緊縛強盗事件との関連についても捜査する方針です。