前岸和田市長を官製談合防止法違反の疑いで逮捕 性的関係めぐり失職

大阪府岸和田市発注の工事をめぐり、業者選定で不正があったとして大阪地検特捜部は4日、前市長の永野耕平容疑者(47)を官製談合防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。 発表によると、逮捕容疑は市長だった2021年5月に予定されていた市発注の工事に関して、業者側に入札の最低制限価格を漏らし、落札させたというもの。 永野氏は昨年11月、政治活動で関わりのあった女性と性的関係を続けたことをめぐり、謝罪して解決金500万円を払う内容で大阪地裁で和解した。市議会で2度の不信任決議案が可決されて失職し、今年4月の市長選に立候補したが落選していた。

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