大阪府東大阪市の集合住宅で、5歳と3歳の息子を部屋に置き去りにして放置したとして、大阪府警は3日、26歳の母親を逮捕しました。 保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、東大阪市に住むアルバイトの女（26）です。 女は2日、集合住宅の一室で同居する5歳の長男と3歳の二男を部屋に置き去りにして放置した疑いがもたれています。 警察によりますと、2日午前11時すぎ、女の実母から安否確認の依頼があり、警察官が自宅に向かったところ、長男が部屋のカギをあけて応答し、2人は保護されました。女は、この日の午前8時ごろから息子2人を部屋に残して、知人とともに外出していたこということです。 警察の調べに対し、女は「今回の件については、弁護人が決まるまでは何も話したくありません」と黙秘していますが、警察は日常的に息子たちを放置していた可能性も視野に詳しい経緯を調べています。