南米コロンビアで、来年の大統領選挙の有力候補とされていた上院議員が銃撃された事件で、15歳の少年が逮捕されました。警察は、背後に別の容疑者がいる可能性もあるとして捜査しています。 コロンビアの首都ボゴタで7日、政治集会に参加していたウリベ上院議員が、頭などを銃で撃たれ病院に搬送されました。ウリベ氏は、手術を受け一命をとりとめましたが重体となっています。 当局は現場で拳銃を所持していた15歳の少年を逮捕しました。なぜウリベ氏が狙われたのかなど詳しいことはわかっていません。警察は、背後に別の容疑者がいる可能性もあるとして捜査を進めています。 ウリベ氏は右派の野党「民主中道党」のメンバーで、来年に予定されている大統領選挙で有力な候補とみられていました。