小学6年の女子児童(12)に性的な動画を自ら撮影するよう要求し、送信させたとして、兵庫県警三木署は7日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)や不同意わいせつなどの疑いで、広島県呉市吉浦東本町の会社員、三島翔容疑者(30)を逮捕した。同署によると容疑を認めている。 逮捕容疑は令和6年9月17~24日、兵庫県内に住む女児に対し自身の裸体を写した動画2点を撮影、送信させ、自身のスマートフォンに保存したなどとしている。 同署によると、2人はインターネット上の仮想空間(メタバース)で交流するアプリで知り合い、画面上の自身のアバター(分身)の服の着せ替えについてやりとり。三島容疑者が「かわいい服をプレゼントする」や「(アプリ内の)お金あげるよ」などと誘って、性的な動画をSNSを通じて送らせていたという。 女児の保護者が女児と三島容疑者とのSNS上でのやりとりを見つけ、昨年9月、同署に相談し発覚。女児のスマホに残ったSNS上での記録などから、同容疑者の関与が浮上した。