私たちの暮らしに大きく影響する東京都議会議員選挙と夏の参議院選挙が迫ってきました。日本テレビのニュース番組では、『投票前に考える それって本当?』と題して、選挙の際にあふれる様々な情報とどう向き合っていくべきか考えていきます。ここからは井上政治部長とお伝えします。 ◇ 井上幸昌政治部長 「まずこちらのデータを見ていただきたいんですが、先月、私たちは6月22日に投開票となる都議選について、東京都内の有権者に世論調査を行いました」「政党や候補者に関するSNSの情報について、投票先を決めるときにどのくらい重視するか聞いたんですが、『大いに重視する』『ある程度重視する』という人はあわせて51%という結果になりました」 鈴江奈々キャスター 「2人に1人ぐらいの割合の方が重視しているということがわかりますね」 井上政治部長 「そうなんです。SNSなどネットでは投票に役立つ情報がたくさん得られるというメリットがあります。ただ同時に、ネットには偽の情報や・誤った情報、誹謗中傷もあふれています。そうした正しいとは言えない情報によって投票行動が歪められてしまうおそれがあるというデメリットもあるんです」