【RIZIN】元王者ケラモフ、“6パック”彫刻ボディで計量パス!木村柊也と“額ぶつける”睨み合い

6月14日(土)に北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』の前日計量が、13日に札幌市内にて行われた。メインイベントの[RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)]で対戦する、元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が65.70kg、木村柊也(BRAVE)が65.95kgで共にパスした。 ケラモフはシックスパックに割れた腹筋が目立つ、まるで彫刻のようなムキムキボディでマッスルポーズを決めると、フェイスオフではRIZIN2戦目の新星・木村に対し額をぶつけて睨み合い。フェイスオフは約18秒間に及び、最後はスタッフに引き離された。 ケラモフは「明日は素晴らしい見応えある試合を見せます。レッツゴー!」と雄叫び。対する木村はリラックスした表情で「明日はしっかりと仕留めます」とKO宣言した。 両者は前日の囲み取材で、ケラモフは「なるべく早くフィニッシュしたい。圧倒的な試合をする」といい、一方の木村は「ゴングが鳴ったら自分は倒しに行く。早い段階で倒れるんじゃないかなと思う。触らせずに勝つ」とキッパリ。さらに「誰とやっても(パンチを)当てる自信はある。(一撃で倒せなくても)次の2、3で倒せばいい」と語っていた。 早期のフィニッシュ決着を予告した両者。ケラモフの圧巻勝利か、木村のビッグアップセットか。 <選手データ> 木村は3歳から日本拳法を始め、明治大在学中に全日本選手権を最年少で制覇した。学生個人選手権3連覇を含む輝かしい実績を持ち、22歳でMMAに転向。今年3月の『RIZIN.50』で横山武司に1R54秒でKO勝ち。プロデビューから5戦全勝・全KOで注目を集めている。 対するケラモフは、過去には朝倉未来にチョークで一本勝ちし、第4代RIZINフェザー級王者に輝いたが、鈴木千裕に敗北し王座陥落。以降、揉め事に巻き込まれ逮捕も出所後、榊原代表にRIZINライト級王者サトシとのタイトルマッチを志願して24年の大晦日大会で決定させた。しかし、三角絞めで一本負けを喫しており、今回が適正階級へ戻しての再起戦となる。

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