【RIZIN】元王者ケラモフ、“日拳KOパンチャー”木村柊也と激闘し勝利!次は王者シェイドゥラエフか

格闘技イベント『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』 2025年6月14日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ▼メインイベント(第15試合)RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg) 〇ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB) 判定3-0 ●木村柊也(BRAVE) ケラモフは過去には朝倉未来にチョークで一本勝ちし、第4代RIZINフェザー級王者に輝いたが、鈴木千裕に敗北し王座陥落。以降、揉め事に巻き込まれ逮捕も出所後、榊原代表にRIZINライト級王者サトシとのタイトルマッチを志願して24年の大晦日大会で決定させた。しかし、三角絞めで一本負けを喫し、今回が適正階級へ戻しての再起戦となる。 木村は3歳から日本拳法を始め、明治大在学中に全日本選手権を最年少で制覇した。学生個人選手権3連覇を含む輝かしい実績を持ち、22歳でMMAに転向。今年3月の『RIZIN.50』で横山武司に1R54秒でKO勝ち。プロデビューから5戦全勝・全KOで注目を集めている。 1R、木村がワンツーで攻めるも、ケラモフがダッキングしタックルへ。木村は一度は防ぐも、ケラモフは再度タックルからバックへ回ってオンブ状態に。チョークを狙うが木村は向き合いパンチを浴びせ、そこから両者が離れてブレークに。ケラモフは再びタックルに入ってバックに回り、ここも木村が向き合っていく。 2R、ケラモフがパンチで切り込むが、木村がかわしつつフックをヒット。ケラモフはタックルからバックにつき、チョークを試みるが木村が防御。立ち上がって猪木・アリ状態となってレフェリーがブレークする。 ケラモフは低空タックルから再びバックにつくが、木村はやはり極めさせない。 3R、木村がストレートで攻めるも、ケラモフがかわしてタックルからバックへ。4の字ロックを作るが木村が立ち上がってアームロックの形でレフェリーがブレークする。 ケラモフは低空タックルから金網へ押し込むが、木村はこらえて体を離す。最後もケラモフがタックルを決め試合終了となる。 判定3-0でケラモフ。フィニッシュとはならなかったことを悔いたが、「次は見応えのある試合をしたいと思います。次にお会いできるのを楽しみにしています」とファンに約束した。 7月27日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』では、現RIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフのタイトル防衛戦が発表されている。今回のケラモフvs木村の勝者がタイトル挑戦候補に入ると榊原信行CEOが先日の会見で明かしたが、ケラモフの次戦はシェイドゥラエフとのタイトルマッチか。その動向を注視したい。

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