トクリュウグループの４０代の男２人は、同じく逮捕された少年に現金の引き出しなどを担わせていたとみられることが分かった。 埼玉県の女性から１００万円を騙し取った詐欺の疑いなどで逮捕されたのは、飲食店を経営する松浦毅司容疑者と、建設業の羽根田治容疑者、郡山市の１５歳少年の３人。警察によると、松浦容疑者など２人は少年に対して、現金をＡＴＭから引き出す役割などを担わせていたとみられるという。また、２人は別の事件にも関与し、他の少年にも犯行を加担させていた可能性がある。 警察は１５日午後にも３人を送検し、「トクリュウ」と呼ばれるグループの全容解明を進める方針。