逮捕された町議に別会社から現金振り込みか 太陽光発電施設めぐる贈収賄事件 奈良・吉野町

奈良県吉野町の太陽光発電施設をめぐる贈収賄事件で、運営会社側が別の会社を経由して町議会議員に金を振り込んでいたことがわかりました。 17日朝、送検されたのは、奈良県吉野町の町議会議員、西沢巧平容疑者(72)と太陽光発電などを運営する「リニューアブル・ジャパン」の取締役、真辺勝仁容疑者(59)ら3人です。 西沢容疑者は2023年9月、「太陽光パネル税」の導入に関する議案を議会に提出しないなどした見返りに、真辺容疑者らから200万円を受け取った疑いがもたれています。 その後の警察への取材で、真辺容疑者が別の会社を経由して、西沢容疑者の口座に現金を振り込んでいたことがわかりました。 警察は、3人の認否を明らかにしていませんが、事件が発覚しないよう別の会社から現金を振り込んでいたとみて調べを進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加