無断で作った合鍵で職場の後輩の女性宅に侵入し、ブラウスなどを盗んだとして、警視庁蒲田署は17日、住居侵入と窃盗容疑で、川崎市川崎区元木の会社員村井勇希容疑者(27)を逮捕した。 容疑を認め、「好意があり食事に誘ったが無視され、嫌がらせをしたかった」と話している。 同署によると、同容疑者は会社の後輩で、職場で指導に当たっていた女性宅に昨年9月ごろから20回ほど侵入したといい、同署は窃盗を繰り返していたとみて調べる。 逮捕容疑は3月30日午前0時ごろ、東京都大田区内の20代女性が住む社員寮に合鍵を使って侵入し、ブラウスやバッグ、玄関に設置されていた防犯カメラなどを盗んだ疑い。 村井容疑者は昨年8月ごろ、職場で女性のかばんを物色し、家の鍵に記載された鍵番号とメーカー名を確認。この情報を基にインターネットで合鍵1本を作製していた。住所はマイナンバーカードで特定したという。