「送金しなければ逮捕しに行く」京都府警の警察官や検察官を装い嘘の電話 会社役員の男性が現金約1100万円だまし取られる 宮城・栗原市

今月15日、宮城県栗原市に住む50代の男性が警察官を装う男などから現金およそ1100万円をだまし取られました。 被害にあったのは宮城県栗原市に住む会社役員の50代の男性です。警察によりますと、今月15日、男性のスマートフォンに京都府警の警察官を名乗る男から「あなたの口座がマネーロンダリングに使用されている」「いつでも逮捕しに行ける」などと電話がありました。また、別の警察官を装う男からは、SNSの通信アプリで男性の名前が書かれた逮捕状の画像が送信されてきたということです。 さらに、今度は検察官を装った男とのビデオ通話で「あなたの銀行口座に犯罪に使用された金が入金されたか確認したい。指定する口座に金を入金してほしい。送金しなければ逮捕しに行く」などと言われました。 話を信じた男性は、指定された口座に3回にわたり現金およそ1100万円を振り込んだということです。その後、不安に思った男性が警察に相談したことで事件が発覚しました。警察は特殊詐欺事件として調べを進めています。

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