“川崎女子大生殺害”を防げなかった「ストーカー規制法」の"欠陥"とは? 警察が動かない…「警告制度」運用不全の現状を弁護士が批判

川崎市川崎区の民家で4月、女子大生のAさん(20)の遺体が見つかった事件で、元交際相手のX容疑者(死体遺棄容疑で逮捕・起訴、ストーカー規制法違反容疑で逮捕)がストーカー行為を行い、Aさんの自宅にまで押し掛けたにもかかわらず、神奈川県警が動かなかったことが問題になっている。 ストーカー被害に遭った人を守るための法律として「ストーカー規制法」があるはずなのに、なぜ、被害を防ぐことはできなかったのか。ストーカーに関する法制度に不備はないか。ストーカーの被害者側、加害者側(冤罪を含む)の両方の代理人・弁護人を務めた経験があり、ストーカー関連法制とその問題点に詳しい松村大介弁護士に聞いた。

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