岩手県は6月18日、農林水産部の職員の男が6月8日に旅行先の台湾で女性を盗撮した疑いで現地警察に逮捕されたと発表しました。 男はおおむね容疑を認めているということです。 職員の逮捕を受け、県は18日に会見を開き陳謝しました。 県の発表によりますと、盗撮の疑いで台湾の現地警察に逮捕されたのは、県農林水産部に所属する主事技師級の30代の職員の男です。 男は現地時間で6月8日の午前9時ごろ、台北市内の地下鉄駅構内の上りエスカレーターで、バッグに入れた小型カメラを使って女性のスカートの中を盗撮した疑いがもたれています。 男はおおむね容疑を認めているということです。 県は現地警察が公表していないことを理由に男の名前や年齢を明らかにしていません。 県によりますと、男は6月5日から休暇を取りプライベートで台湾を訪れていたということです。 県では今後、事実関係の確認を進め処分を検討していくとしています。 職員の逮捕を受け県農林水産部の大森健一副部長は「まことに遺憾な事案が発生し、県民にお詫び申し上げる」と会見で陳謝しました。