アメリカのコロンビア大学で“反イスラエルデモを主導した”として逮捕されていた元大学院生が保釈されました。 トランプ政権は、去年、コロンビア大学で起きたイスラエルのガザ侵攻に抗議するデモをめぐり、元大学院生のマフムード・カリル氏を活動を主導したとして、今年3月に逮捕していました。 アメリカメディアによりますとニュージャージー州の連邦地方裁判所は20日、「彼は逃亡の恐れも地域社会への危険もない」と判断し、トランプ政権に対し、カリル氏を保釈するよう命じ、その後、保釈されたということです。 トランプ政権はこれまで、「反ユダヤ主義」を理由に国外退去とするよう主張していました。