韓国特別検察官 尹前大統領を引き続き出国禁止に

【ソウル聯合ニュース】昨年12月の韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件を政府から独立して捜査する特別検察官チームが尹氏に対し出国禁止措置を取ったことが25日、分かった。 検察や警察から事件を引き継ぎ、新たに出国禁止措置を取ったという。特別検察官は「公訴維持の担当機関が変更されると、当該機関が改めて出国禁止の是非を判断し、申請する」と明らかにした。 法務部は昨年12月9日、捜査機関「高位公職者犯罪捜査処」などの要請を受け、尹氏の出国禁止を決めた。検察は今年1月19日に尹氏を逮捕し、同26日に内乱首謀罪などで起訴した。その後、裁判所が尹氏の釈放を決め、検察が新たに出国禁止措置を取っていた。 特別検察官は今月24日、特殊公務執行妨害などの容疑で尹氏の拘束令状を請求した。ソウル中央地裁は25日にも尹氏の拘束令状発付の可否を判断する。

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