警察官かたるうそ電話で現金4000万円の被害も…山口県内で詐欺被害相次ぐ

山口県内各地で様々な手口の詐欺の被害が発生しています。 和木町に住む70代の女性は警察官をかたる男らなどから現金4000万円をだまし取られました。 警察によりますと、先月9日、和木町に住む70代女性の家の固定電話にデジタル庁をかたる男から「個人情報が流出して携帯電話が不正に契約されている」「詐欺や資金洗浄の容疑がある」などと電話があり、警視庁の警察官をかたる男に電話をつながれたということです。 女性はLINEに誘導され、ビデオ通話で偽の逮捕状や警察手帳を見せられながら潔白を証明しなければ逮捕するなどといわれたということです。 その後、東京地方検察庁の検事をかたる男からも連絡があった女性は12回にわたって岩国市内の金融機関のATMで現金2400万円をふりこみました。 さらに自宅付近で現金1600万円を手渡し、あわせて4000万円をだまし取られました。 このほか下関市では30代女性がインターネットサイトで知り合った人物らから投資を勧められ現金1620万円を、防府市では50代の男性がSNSで知り合った自称外国籍の女性に海外切手のオークションを勧められ現金652万円をだましとられています。

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