女児盗撮しSNS共有か 横浜市立小の教諭を逮捕 市教委が謝罪

横浜市の教諭が、女子児童の下着を撮影した動画をSNSで共有したとして逮捕された事件を受け、横浜市教委が会見を開き「極めて重大な不祥事」などと謝罪しました。 横浜市教育委員会 教育政策統括部 田中敦部長 「非常に極めて重大な不祥事を引き起こす事態となりました。市民の皆さまに不安を抱かせる事態となったことをここに深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした」 横浜市教委によりますと、市立小学校の教諭小瀬村史也容疑者は、ことし1月頃、県内の施設で女子児童の下着を撮影し、その後、動画をSNSのグループチャット内で共有したとして、愛知県警に逮捕されました。 小瀬村容疑者は、2010年に市に採用され、おととしから現在の勤務先の小学校でクラス担当と学年主任を務めていて、勤務態度にとくに問題はなかったといいます。 勤務先の小学校では、市教委が派遣したスクールカウンセラーが、児童の心のケアにあたっているということです。 一方、市教委は警察による捜査が継続中だとして、他の教諭が同様の事件に関わっていないかなどの調査は、現時点で予定していないということです。 事件を受けて、下田康晴教育長は「子どもたちの成長に寄り添うべき身近な存在である教諭による行為であって、許しがたいことであると捉えており、深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。

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