【緊迫】警察官が逮捕するまでの様子を新たに公開…“日本刀”振り回し通学中の14歳少年殺害した男(37)殺人など5つの罪で有罪判決 イギリス・ロンドン

イギリスの首都ロンドンで2024年4月、当時36歳の男が日本刀のような刃物を振り回し、通学中の14歳の少年を殺害した事件。 2025年6月25日に行われた裁判に合わせて新たに公開された映像には、黄色いフード付きのジャケットを着た男が刃物で救急車をたたいている様子が映っています。 さらに、現場に駆け付けた警察官が男を逮捕する瞬間も記録されていました。 警察官: 手に剣を持っている。1人だ。黄色いジャケットを着ている。 男を発見し、対峙(たいじ)する警察官。 映像は警察官の体に装着されていたカメラのものです。 「武器を捨てろ!それを捨てろ!」と刃物を捨てるように呼びかける警察官に対し、男は「NO!(捨てない)」と拒否。 警察官は逃げる男を追いかけますが、男は警察官に刃物を振りかざし、けがをさせてしまいました。 それでも、警察官は徐々に男を追い詰めていきます。 そして、地面に横たわった男に手錠をかけて逮捕。 持っていた刃物を取り上げました。 この事件で14歳の少年が殺害され、警察官2人を含む数人が重傷を負いました。 殺人などの罪に問われたマーカス・モンゾ被告(37)。 裁判で弁護団は「大麻の影響で精神錯乱状態だった」と、責任能力の欠如を訴えました。 検察によるとモンゾ被告は事件直前、自宅で飼い猫を殺して皮を剥ぐなど異常な行動をとっていたということです。 25日に行われた裁判では、被告の主張は認められず、殺人など5つの罪で有罪と判断されました。 刑については、後日行われる裁判で言い渡されるということです。

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