現職の教師が女子児童の下着を盗撮したなどとして逮捕された事件で、横浜市の教育委員会が会見を開きました。今後、児童の心のケアをしていくとしています。 名古屋市の森山勇二容疑者(42)と横浜市の小瀬村史也容疑者(37)は去年から今年にかけ、愛知県や神奈川県の施設で女子児童の下着を盗撮し、SNSのグループ内で共有した疑いが持たれています。 現役の教師が逮捕されたことを受け、横浜市の教育委員会は会見を開きました。 教育委員会によりますと、小瀬村容疑者は横浜市内の小学校で16年にわたり勤務していて、勤務態度について問題になることはありませんでした。 小瀬村容疑者の学校では25日、児童に今回の事件について説明が行われましたが、複数の児童が不安を訴えているということです。 市は学校にカウンセラーを派遣していて、児童の心のケアを行うとしていて、保護者に対する説明会も26日に行いました。 市は「子どもたちの成長に寄り添うべき身近な存在である教員による行為であって、保護者の皆様、市民の皆様の学校への信頼を裏切る許しがたいことであると捉えており、深くおわび申し上げます」とコメントしています。