今年7月、同居する伯父の味噌汁に毒のある植物を混入させ殺害しようとしたとして、千葉県市原市の18歳の男子高校生が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕された市原市の男子高校生(18)は、今年7月17日の昼ごろ、同居する伯父(当時52)の味噌汁に毒のある植物「キョウチクトウ」の葉を刻んで混入し、殺害しようとした疑いがもたれています。 警察によりますと、味噌汁には致死量のキョウチクトウが含まれていて、伯父は口に違和感を感じてすぐに吐き出すも軽傷を負ったということです。 取り調べに対し、男子高校生は「いびきがうるさいことに耐えられず殺そうと思った」と容疑を認めているということです。 男子高校生をめぐっては、この事件のおよそ6時間後にJR千葉駅の女子トイレで、40代と50代の女性2人に対しハンマーで暴行を加えた疑いで現行犯逮捕されています。 この事件の動機について、男子高校生は「誰でもいいから自分より弱い女性を狙って傷つけてやろうと思った」と供述していたということです。 警察は一連の事件の詳しいいきさつを調べています。