高松刑務所の男性刑務官がきょう(27日)付けで免職の懲戒処分 今年2月 SNSで性的行為を要求した強要未遂などの疑いで逮捕【香川】

高松刑務所は今年2月、香川県に住む10代の女性に対して、SNSで性的行為を要求したなどとして、強要未遂などの疑いで逮捕された男性刑務官(24)を免職の懲戒処分としました。 きょう(27日)付けで、免職の懲戒処分を受けたのは高松刑務所の男性刑務官(24)です。 高松刑務所によりますと、男性刑務官は今年1月28日、香川県内で携帯アプリで10代の女性に対して「ホテルで会えんの?」「家に写真放り込むからな」などのメッセージを送信し性交を要求、女性が要求に応じなければ、危害を加えると脅した上で、高松市内のホテルで女性に会ったということです。 また、今年1月29日午前3時7分頃から午前3時44分頃までの間、別の青少年に対しても、未成年であると知りながら、ホテルに滞在させたということです。 今年2月、男性刑務官は、10代の女性の2人が18歳未満だと知りながら高松市内のホテルに連れ込んだとして青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されていました。 高松刑務所では、男性刑務官に対して免職の懲戒処分を伝えた際、男性刑務官は「厳粛に受け止めて、反省している様子」だったということです。 刑務官の懲戒処分を受けて高松刑務所の小川雅之所長は以下のようにコメントしています。 (小川雅之 高松刑務所長) 「この度、当所職員がこのような事案を起こしたことにつきましては、矯正行政への信頼を著しく損ねるものであり、遺憾極まりなく、被害に遭われた方はもとより、国民の皆様に対して深くお詫び申し上げます。今後は、二度とこのような事案を発生させることがないよう、綱紀の粛正を図り、再発防止のための職員指導を徹底し、失った信頼の回復に努めてまいります」

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