大阪府内の集合住宅の一室に侵入し、20代女性に性的暴行を加えたなどとして、府警捜査1課は28日までに、不同意性交致傷などの容疑で、無職山下高志（44）＝大阪市東成区大今里南、会社員相馬崇司（32）＝東大阪市森河内東＝両容疑者を逮捕した。 「一度強姦（ごうかん）をしてみたいという欲があった」などといずれも容疑を認めており、女性とは面識がないとみられる。同課は他にも被害者がいるとみて調べている。 逮捕容疑は今月中旬の深夜、府内の集合住宅で、部屋に入ろうとしていた女性の口を背後からふさぎ、「静かにしろ、殺されたいんか」などと脅して室内に侵入。刃物のようなものを突き付け、両手首を縛り性的暴行を加えるなどした疑い。 同課によると、両容疑者は、室内に侵入後に帰宅した知人男性に対しても「大きい声を出すな、服を脱げ」と脅して手首と足首を縛って逃走した。男性が自力で抜け出し、知人を通じて110番した。