会見中に倒れた名古屋市長 一夜明け検査結果を報告「頭も心臓も問題なかった」 今後精密検査へ

6月30日の定例会見中に体調を崩して倒れ、救急搬送された名古屋市の広沢一郎市長(61)が1日、自身のX(旧ツイッター)で体調について報告した。 広沢市長は会見中、視点がおぼつかない様子で、徐々に前のめりになり、演壇に突っ伏して職員らに抱えられた。その後、駆けつけた救急隊により市内の病院に搬送された。搬送時に意識はあり、会話もできる状態だったが、午後に予定していた表敬訪問などの予定をキャンセル。念のため検査入院すると報告された。 一夜明けた1日午前、広沢市長はXで「皆様、大変ご心配をおかけしました。昨日の記者会見中に倒れてしまい緊急搬送されました。その後の検査で懸念された頭も心臓も問題なかったので間も無く退院いたします」と報告した。 一方で「ただヘモグロビンの値が低くなっていてそれが貧血の原因かもしれないそうなので今後改めて精密検査を行います」とも明らかにした。 広沢市長が体調に異変を示したのは、市立小学校の教員らが女子児童の盗撮画像などをSNSで共有し、逮捕された事件について、市の対応を説明をしている最中だった。日ごろから多忙を極めており、「今回多くの方々にご心配頂きありがとうございました。今後は体調管理も仕事のうちと心得て適宜静養を取りながら業務にあたりたいと思います」と、心配の声に応えていた。

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