6月中旬、愛知県稲沢市内の道路で無免許で車を運転して事故を起こし、現場から逃走したとして逮捕された男が、覚せい剤を使用したとして7月2日に再逮捕されました。 覚せい剤取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、名古屋市に住む自称会社員の鈴木翔太郎容疑者(35)です。警察によりますと、鈴木容疑者は6月2日ごろから11日までの間に、愛知県内またはその周辺において覚せい剤を使用した疑いが持たれています。 鈴木容疑者は6月11日、稲沢市内の県道で車を運転中、前の車に追突して28歳の女性にけがをさせた上、現場から逃走したとして、過失運転致傷などの疑いで逮捕されていました。 その後の捜査で、鈴木容疑者が無免許で車を運転していたことが発覚。6月13日に罪名を無免許危険運転致傷に切り替えて送検されていました。また捜査の中で尿検査を行ったところ、覚せい剤の陽性反応が出たため、7月2日、再逮捕されました。 鈴木容疑者は警察の調べに対し、「分かりません」と容疑を否認しています。警察は覚せい剤の入手ルートなどについて詳しく調べています。