東京・港区のビルの一室で違法に客にバカラ賭博をさせたとして、店の責任者の男ら男女8人が逮捕されました。 逮捕されたのは、渋谷区の無職でバカラ賭博店の責任者・房安裕紀容疑者(51)ら8人で、港区・西麻布のビルの一室で違法に客にバカラ賭博をさせたなどの疑いがもたれています。 警視庁はこの賭博店を摘発し、バカラ台2台やトランプ、チップなどあわせて110点を押収しました。警視庁によりますと、この店は紹介制で、入り口の扉が二重になっていたほか、店名や看板もなかったということで、摘発を逃れる狙いがあったとみられています。 取り調べに対し、房安容疑者は「バカラ賭博を開帳したことに間違いない」と容疑を認めているということです。 店はおよそ3年前から客にバカラ賭博をさせていて、およそ5億円を売り上げていたとみられ、警視庁が金の流れなどを詳しく調べています。