札幌市・北警察署は2025年7月8日、窃盗の疑いで札幌市北区の大学生の女(21)を逮捕しました。 女は5月9日午後5時40分ごろ、自身が通う北海道・当別町にある大学の図書館で、女子学生(21)が席を外した隙に、机の上に置いていたリュックサックの外側のポケットから定期券や自宅のカードキーが入ったパスケース1個(時価合計4500円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 被害に遭った女子学生が「大学の図書館で物を盗まれたようだ」と警察に届け出て事件が発覚しました。 女と女子学生に面識はありません。 警察によりますと、防犯カメラの映像から女を特定し、さらに女の関係先から盗まれたパスケースが発見されたことから逮捕に至ったということです。 調べに対し女は「大学の図書館でパスケースを盗みました」と容疑を認め、「交通費をうかせるために定期券を盗んだ」と話しています。 この大学では窃盗事件が8件発生し、女の関係先からは他人名義のカードが複数枚発見されています。女も余罪をほのめかす供述をしていることから、警察が追及しています。