不法就労助長の疑い、八街の農家を書類送検 「日本人はすぐ辞めてしまう」

四街道署は10日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いでいずれも八街市、農業の60歳男性と58歳男性を書類送検した。同署によると、2人とも容疑を認めている。 60歳男性の書類送検容疑は昨年5月20日~今年5月4日、八街市内の畑で、在留期限を過ぎているタイ人を農業に従事させ不法就労させた疑い。58歳男性は昨年6月中旬~今年5月3日に同様の疑いがある。 同署によると、60歳男性は「人手が欲しくなって働かせてしまった」、58歳男性は「日本人はすぐ辞めてしまうし農業の希望者が少ない」と話している。 タイ人は、働かせてほしいと60歳男性の農家を訪れたという。5月に道交法違反(横断歩行者妨害)の疑いで逮捕され、「農家でアルバイトをしている」と話していたことから、同署は雇われ先を捜査していた。

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