東京モノレール高架下で新聞紙に火をつけたか 業務妨害容疑で男を逮捕「職員へ嫌がらせ」

東京都大田区の東京モノレールの高架下で新聞紙などに火をつけて、同社の業務を妨害したとして、警視庁捜査1課は威力業務妨害の疑いで、住居・職業不詳の岡建志容疑者(41)を逮捕した。「私生活がうまくいかず、ストレス解消のためだった」などと容疑を認めている。 逮捕容疑は6月7日午後7時ごろ、大田区羽田空港の東京モノレール高架下で、新聞紙やプラスチック製ボトルに火をつけ、同社の職員に消防活動への対応や緊急会議の開催などを余儀なくさせ、業務を妨害したとしている。 現場は羽田空港第3ターミナルの東約1キロの場所で、滑走路なども近い。巡回中の空港警備員が119番通報し、約15分後に鎮火。けが人はなく、モノレールの運行にも影響はなかった。 捜査1課によると、岡容疑者は「東京モノレールの職員に対する嫌がらせだった」とも供述。女性客に対する迷惑行為で同社から警戒されていたとの情報もあり、詳しい経緯を調べる。 5月下旬には東京モノレールの整備場駅(大田区羽田空港)直下の路上で、停車中の車のフロントガラスに燃えた紙くずが落ちてきたという事案も確認されており、捜査1課が関連を調べている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加