警察官になりすまし、鹿児島県内の80代の女性からキャシュカードを盗み、現金を引き出した疑いで、闇バイトで雇われたとみられる、鹿児島県霧島市の57歳の女が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、霧島市国分重久の無職、野元真美容疑者です。 野元容疑者は共犯者と共謀し、2025年3月に発生した特殊詐欺事件に関わった疑いがもたれています。 事件ではワタナベと名乗る警察官をかたる男が、県内の80代の女性に「詐欺事件の犯人が金をだまし取ろうとしているので口座を止める必要がある」「女性の警察官を向かわせるのでキャッシュカードを渡して欲しい」などと、うその電話をかけました。 野元容疑者は警察官になりすまし、女性の家に行き、キャッシュカード3枚を盗み、そのうち1枚を使って現金25万円を引き出した疑いがあるということです。 野元容疑者は容疑を認めていて、「お金を借りられるところをインターネットで探した」と話していることから、警察は闇バイトとみて捜査しています。