大阪市消防局職員を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕 歩行者の高齢女性が意識不明の重傷、運転していた大型バイクと接触か…関係を捜査 兵庫・宝塚市

兵庫県宝塚市で酒気帯びで大型バイクを運転していたとして、大阪市消防局職員の男(53)が現行犯逮捕されました。また歩行者の女性と事故を起こし、女性は手や足を骨折して重傷です。 警察によりますと、12日正午ごろ、宝塚市山本南の路上で、大型バイクと歩行者が関係する事故がありました。この事故で、歩行者の80代くらいの女性が病院に搬送されましたが、両足と右手を骨折するなど、意識不明の重傷です。 警察はバイクを運転していた大阪市消防局北消防署に勤務する消防司令補の久徳英樹容疑者(53)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕しました。男の呼気からは、基準値の約5倍のアルコールが検出されたということです。 久徳容疑者は調べに対し、「酒を飲んでバイクを運転したことに間違いありません」と容疑を認めるいっぽう、女性とは接触していないという旨の話をしているということです。 警察は、事故の詳しい原因を調べています。 大阪市消防局は、職員の逮捕を受け、「事実関係の把握に努めているとことでございますが、市民の皆様の信頼を著しく失墜させる事態になっておりますことは誠に遺憾であり深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を確認の上、厳正に対処してまいります」とコメントしています。

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