大分市の幹部職員2人を地方公務員法違反で書類送検 元市議の男に予定価格漏洩の疑い

大分市が発注した業務委託をめぐる入札妨害事件で、起訴された元市議の男に予定価格を漏えいした疑いで市の幹部職員2人が書類送検されました。 地方公務員法違反の疑いで書類送検されたのは、事件当時の公園緑地課の課長(55)と政策監(54)の2人です。 大分市が去年発注した業務委託をめぐる入札妨害事件では、元市議会議員の山本卓矢被告(45)と、造園会社の男2人が逮捕・起訴されています。 この事件を巡り警察で捜査を進めた結果、幹部職員2人が山本被告に合わせて20件の予定価格を漏らしていた疑いが強まり、14日警察は2人を書類送検しました。 また、捜査関係者によりますと山本被告は職員からエクセルデータで受け取って予定価格をメールで業者に伝えていたということです。 幹部職員の書類送検を受け、足立市長は「大変重く受け止めています。現時点では捜査の進捗を見守り対応を検討してまいります」とコメントしています。

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