【石田えり】初の長編監督作品公開「本当にやりたいことは待っていても来ない」監督挑戦への想い語る

俳優の石田えりさんが、自身の長編初監督作品となる映画『私の見た世界』の公開記念舞台挨拶に登壇しました。映画は、松山ホステス殺人事件で逮捕された福田和子受刑者の逃走劇を新たな視点で描くもので、石田さんは、監督・脚本・編集・主演を手掛けています。 俳優として活躍してきた石田さん。「映画を撮りたいと考えたのはいつ頃から?」とMCに聞かれると “本当にやりたいことは待っていても来ないなって、30年くらい前に思った。それで、脚本家を探して、演出家もお願いして舞台を作ったんですけど、結果「私がやりたかったのはこれじゃなかったな」というのがあった。6年前に短編映画を脚本・監督で作りまして、その時も、自分で作ったにもかかわらず、どうやって表現したら良いかわからない。「これは難しい。勉強しなきゃダメだ」と思って、いっぱい勉強して今回になった” と、今作までの道のりを語りました。 また、キャスティングで大切にしたことは “顔ですね” とズバリ。 “「こんな顔の人がこんなことするわけない」とか、「こんなに怖い顔の人がこんなにノミの心臓?」みたいなこと、あるじゃないですか。それを、映画を観ながらでも普段の生活でも遊べるんじゃないかと思います” と理由を説明していました。 福田和子受刑者を題材にした理由を “逃げて逃げて逃げまくる夢を見て、それと逃亡している福田和子さんの映像がダブって、これは作ろうかなと思いました” と明かした石田さん。“(夢を見た)3日後くらいに、谷川俊太郎さんがテレビで全く同じ夢の話をされていて、その時に「まんざらバカな夢でもなかったのかな」と思った” と、決め手になった出来事も話してくれました。 【担当:芸能情報ステーション】

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