【K-1】木村“フィリップ”ミノルが「-70kg世界最強決定トーナメント」に参戦

2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館(開幕戦)と11月15日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館(決勝ラウンド)で開催される『K-1 WORLD MAX』。 同大会で行われる「-70kg世界最強決定トーナメント」の出場選手が、7月25日(金)より1日2名ずつが発表され、28日までに15名が発表となった。 最後の1名は7月30日(水)に行われた記者会見にて発表。木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)の参戦が決まった。 木村は、2020年3月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」を3試合連続KOで制し、K-1王者に。2021年12月の初防衛戦で和島大海に敗れて王座を失い、ボクシング転向を表明していたが、2022年12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』で電撃復帰。矢地祐介を1RでKOして強烈なインパクトを残した。2023年3月『KNOCK OUT』でのクンタップ戦は1Rわずか32秒でKO勝ち、6月24日のRIZINではロクク・ダリも1RでKO。 しかし、試合後のドーピング検査で陽性反応が出たことが9月の記者会見で発表され、矢地戦、クンタップ戦、ダリ戦はいずれも無効試合に。RIZINでは罰金の上「半年間出場停止」処分に。大晦日には安保との試合が一度は組まれたが、ドーピング検査の結果は陽性で中止。 2024年3月のRIZINにて復帰戦を行い、ブアカーオ・バンチャメークを1Rは追い詰めるも2RにKO負け。2024年5月の『巌流島』ではセネガル相撲アマドゥ・ディアを63秒でKO。10月にはRISEの『FIGHT CLUB』でYA-MANとのOFGマッチが決定していたが、大会2日前に木村が大麻取締法違反(懲役6カ月、執行猶予3年)で逮捕されて中止。 2025年2月、K-1の会見に現れ、レオナ・ペタス率いる反乱軍=RibelLion(リベリオン)入りを表明し、「K-1でまた凄く強い姿を見せて復活の一歩目にしたい」と、古巣であるK-1で復帰したいとアピールしていた。

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