「死ぬには死刑になるしかない」小学5年の長男殺害容疑で逮捕の44歳父親を不起訴処分 鑑定留置3か月、地検は刑事責任問えないと判断か

今年4月、札幌市手稲区で小学生の長男を殺害したとして逮捕された44歳の父親を、札幌地検は不起訴処分にしました。 1日付で不起訴処分となったのは、札幌市手稲区に住む44歳の男性です。 男性は4月、自宅で小学5年生の長男の首を圧迫するなどして殺害した疑いで逮捕されました。 捜査関係者によりますと、男性は「自分が死ぬには死刑になるしかないと思い、息子を殺した」などと供述していて、札幌地検は男性に刑事責任能力があるかを調べるため、およそ3か月にわたって鑑定留置していました。 札幌地検は不起訴の理由を明らかにしていませんが、男性の刑事責任能力を問えないと判断したとみられます。

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