福岡市に住む男性のアカウントを不正に紐づけたポイントカードを使って、男性がコンビニで商品を購入したように装ってだまし取った疑いなどで、ベトナム国籍の男女2人が逮捕されました。 詐欺や不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で、千葉県松戸市の無職・グエン ゴック トアン容疑者(32、男)と住所不定の無職・グエン ゴック リン容疑者(24、女)です。 福岡県警サイバー課によりますと、2人は去年1月、氏名不詳の人物と共謀して、何らかの方法で入手した福岡市の50代男性ら2人のパスワードなどを入力して大手ネットショッピング会社のサーバーに不正にアクセスし、不正に紐付けたポイントを利用して東京都内のコンビニなどで加熱式たばこ約4万4000円分を購入し、だまし取った疑いが持たれています。 リン容疑者が指示役として、匿名型SNSのトークルームで犯行方法や商品の購入方法について指示を出し、実行役のトアン容疑者がコンビニなどの店舗で無料で入手できるポイントカードを、カード番号が見える形で画像を撮影してSNSで共有。 “不正アクセス役”が何らかの方法で入手した男性らのログインIDやパスワードをトアン容疑者が共有したポイントカードに紐付け、実行役のトアン容疑者がコンビニなどでポイントを利用して商品をだまし取ったとみられています。 去年1月、福岡市に住む男性が警察に被害を届け出たことで事件が発覚し、警察は店舗の防犯カメラの映像や携帯電話などから容疑者2人を特定しました。 2人の犯行で、福岡市の男性のほか沖縄県の60代男性などあわせて4人のアカウントが不正に利用され、被害を受けたポイントは計14万2000円分にのぼるということです。 警察の調べに対し、トアン容疑者は「リンからお金稼ぎをしないかと誘われ、自分の生活費と仕送りをするお金を稼ぐため犯行に加わった」と容疑を認めるていますが、リン容疑者は「事件と全く関係ないし心当たりもない」と否認しているということです。