人気ユーチューバー「1000万円の詐欺に遭いました」警察を名乗る人物から電話 巧妙な詐欺の手口明かす

チャンネル登録者数177万人の人気ユーチューバー「パパラピーズ」が8日までにチャンネルを更新。メンバーのじんじんが「1000万円の詐欺に遭いかけた」と激白した。 パパラピーズは「1000万円の詐欺に遭いました。」と題した動画を投稿。神妙な面持ちで登場したじんじんに、タナカガが「どうしたん?」と聞くと、じんじんは「簡単に言うと1000万円の詐欺に遭いそうやった。振り込む寸前やった」と激白した。 じんじんは「実害はなかった」というものの「絶対に騙されるというか。アホやん、じんじんって今この瞬間に思ってる人もめちゃくちゃ多いと思うけど、僕のケースをちょっと聞いてほしくて」と注意喚起のために動画を制作したことを報告。 じんじんによると、兵庫県内の警察署職員を名乗る人物から電話がかかってきたとし、「佐藤さんの携帯でお間違いないですか?」と本名を呼ばれたことから「しっかり警察の方なんや」と認識。話を進めると「あなたはある事件に被害者として巻き込まれています」と言われ、LINE通話での聞き取りが始まったという。 そこでじんじんは免許証や口座番号の下四桁を開示してしまい、すると警察を名乗るグループが「あなたには詐欺グループ主犯格の容疑がかかっている。身の潔白を証明しないと逮捕されるので、犯人と不正なやり取りをしていないか証明する必要がある」と言及。「警察に担保金を払って、変な履歴がないとわかったら20分くらいで返金する」と言われたという。 じんじんは「絶対おかしい」と思いながらも「逮捕令状」とするものがPDFで送られてきたことでパニックに。言われた通りにネット銀行から1000万円を振り込もうとしたところロックがかかっており振り込めなかったという。そこで、カスタマーセンターに連絡したところでオペレーターから「近年、詐欺が多発しています。警察が振り込んでくださいとかは言わないので気をつけてください」との注意喚起を受け「詐欺だと確信に変わった」とした。 結果的に詐欺に遭うことはなかったものの「個人情報を知ってるっていうところがやっぱ信頼が厚くなっちゃった」とし、「皆さんも気をつけてください。本当に」と強調していた。

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